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会社のルールブック

会社のルールブックとは、会社が社員に守って欲しいルールをまとめたものです。

会社が社員に守るべきルールは、就業規則に記載されていると思われるかもしれませんが、会社の中には、それ意外にも会社が社員に守って欲しいルールがあるのです。

社員としての行動規範を明確にし、会社の目標を共有する。

経営者にとって、会社の経営理念、経営目標といったことは、社員全員に理解して欲しいことだと思います。社員全員が、これらの経営理念や、経営目標に沿った行動を取ってもらうことが理想でしょう。

しかし、経営理念や経営目標が社内に掲示されることはあっても、 そのためにどんな行動が求められているか?というところは、明文化されている会社は多くはないでしょう。

例えば、「お客様を大切にする」といった経営理念があったとします。この経営理念に沿った行動は、具体的にどんなものなのでしょう?

「来客があった場合は、社内にいる全員で立って挨拶する」「電話は必ず3コール以内でとる」「クレームがあったら、当日中にお客様のところに駆けつける」・・・・

ある人にとっては、当たり前のことかもしれませんが、別の人にとってはそれほど気にしないことかもしれません。このような認識のムラを出来るだけ少なくすることは、会社の目標を達成するための行動につながります。

もちろん、業務ごとにケースバイケースで対応する必要があり、全てを明文化することは不可能です。しかし、経営者がこれだけはやって欲しい、という行動規範を記載しておくことが重要なのです。

 

基本的なルールを共有し、つまらないトラブルを減らす。

就業規則に書かれてあるルールであっても、社員がそれを理解しているとは限りません。

例えば、有給休暇の取り方。

「1週間前までに所定の申請書を直属の上司を通じて、総務部長に提出する」というルールがあっても、それを理解していない社員が、希望日の前日に口頭で「有給をとりたいんですが・・・」なんて言ってくる。こんなシーンは、多くの会社で見られることです。

このようなつまらないトラブルの種は、会社の中で数多くあり、業務効率を落としている場合があります。

社員みんなが共通のルールを理解しておくことで、つまらないトラブルを防ぎ、効率的に、そして、みんなが気持ちよく働く会社を作ることができるのです。

 

いつでも気軽に見て、確認できるようなツール

 就業規則や、社内規程は整備されているが、社員のほとんどが、「見たことが無い」「どこにあるのかさえ知らない」といった会社も多いのではないでしょうか。

 それが普通だと思います。総務部門や人事部門の方以外の一般の社員の人は、就業規則や、社内規程は作っても見ないものなのです。

そのために、もっと気軽に読めるルールブックを作るのです。 ルールブックは大きくてもB5サイズ以下のコンパクトなもので、社員全員が持ち歩けるものにします。記載方法も、口語体を交えて、わかりやすいものにします。内容は、会社の基本的なルールや行動規範といったことなので自由です。

また、このようなツールを作成することで、社員教育にも活用することが可能です。

 

当事務所では、ルールブック作成サポートを行っております。制作物の形態や制作部数によりお見積もりいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

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